2022/12/13レビュー編集済み今はサブスクが主流だが、サブスクに全ての曲はないので、気に入った曲だけ音源やCDを購入して聴くスタイルが自分に合っており、またiPhoneでの音楽管理は同期式で自分には難しいので、ウォークマンを使っている。(追記:iPhoneでの音楽管理の仕方も分かったが、音楽をスマホと分けて管理することで、スマホから離れる時間を作ることができるため、容量の問題的にも、やはりこちらで管理するメリットを感じる。)10年ほどNW-S764を愛用していた。調子が悪いときがあり、容量は8GBと今の自分には少なく、買い替えを考えたがかなり前の商品なのでバッテリーの劣化が心配だった。次に購入したのが中古(状態は良かった)のNW-S315。ガタガタの文字にガッカリしたり、音質が以前より劣っていたり、中古ということもあり、ボタンが壊れて操作しづらくなったりしたため、次はどうしようかと悩んでいた。A100の方は最新商品だが・使い勝手の良い端子？に変わったためダイレクト録音機能がない(今後の新作にこの機能の搭載は期待できない)・アンドロイドが装備されているため動きが鈍くなったりバッテリーの減りが早い恐れがある(サブスクで音楽を聴かない私にはあまり必要でない)・値段が高いなどの理由から、こちらのA50シリーズ(A55)の方が気になり店頭で試した。大きな問題は感じなかったため、新品同様の中古商品を購入した。良かった点・外観は文句なしに美しく高級感がある。ペールゴールドは店頭で見たときは写真と同じように見えたのだが、届いたものを見るとピンクゴールドのような色にしか見えない。可愛く上品な色だと思う。追記:クリアカバーをつけていたのだが、裏に隙間からのほこりなどでミリ程度の汚れができ、ウェットティッシュで取れず、丈夫そうな素材だったため激落ちくんで擦ったのだが、色がその部分だけ周りと若干変わってしまったため、よく調べてからお手入れすることをおすすめする。光の加減によっては分からないが擦ったあとが若干暗い。・NW-S764ではあったのに、NW-S315でなくなっていた「おまかせチャンネル」が少しグレードアップされて装備されている。とても嬉しかったポイント。以前はおまかせチャンネルを閉じると再生が止まったが再生されたまま他の曲を探しにいける。おまかせチャンネルで流れている曲をプレイリストやブックマークに追加することも出来る。・プレイリストを沢山作ったり、プレイリスト名を本体で編集できる。以前使っていたものは、5つのブックマークに振り分けるか、パソコン上で編集したものを転送するかしなければならなかったため非常に便利。操作が分かりにくかったが曲の並び替えもできる。・長押しでホーム画面の項目の並び替えが出来る。・自動電源オフ設定というものがあり、画面オフ状態で操作しない状態が続くと自動的に電源がオフなる。しない、1時間、3時間、12 時間、24時間と選択が出来る。良いとも悪いとも言えない点・音質はやはり流石。最初は他社製イヤホンを使用して聴いていた。解像度が高く繊細な音が聴こえるが、思ったような音ではなかった。静かな音楽ならまだ良いが、聴こえ過ぎてそれぞれの音の主張に疲れるのかもしれない。SONY製に変えるとこの点は改善された。求めていた音が聴こえた。違いは圧倒的だった。やはりウォークマンにはSONY製のイヤホンが良いと分かった。また、設定→ヘッドホンから、Clear PhaseTM機能をオンにするのがおすすめ。対応のヘッドホンに合わせて音響特性が最適になる。（画像参照）追記:購入して6ヶ月程になるが、エージングの効果なのか耳が慣れたのか音が良くなったように感じる。また、DSEE HX、DCフェーズリニアライザー、特にバイナルプロセッサーをオンにするとより良い音に聴こえる気がする。イコライザーやVPT（サラウンド）についてはあまり好みの音にならないので今のところあまり使わない。また長く使っていくうちに変わってくるかもしれない。・語学学習の曲を分けての管理になり、速度調節（×0.5〜×2.0の間で調整可能）やAB地点再生のようなものを使いたければそちらに曲を移さなければならない。おまかせチャンネルでは語学学習に入れた曲は流れないため、その点では分けて管理できるのは便利。・届いたものを見ると、店頭で見たときより小さく感じた。Sシリーズに比べるとやはり少し重いため、スマホリングをクリアケースにつけて使用している。（追記:余計に重くなるためスマホリングはつけるのをやめた。最初は落とすのが怖いということもあったがあっても無くてもあまり落とさない、落とす時は落とすと分かった。）縦の長さはSシリーズとほぼ同じ。・音量が120段階。一つ押すだけではあまり変化が無く、30段階に慣れているので4段階ずつの音量調整を目安にしている。段階が少なすぎるよりは断然良いが、個人的には30段階でも問題はなかった。・基本的な操作(電源、音量、停止、再生、次の曲、前の曲、早送り、前戻し？、ホールド)が横の物理ボタンで出来る。しかしクリアケースをつけての操作だと硬く押しにくい。・充電の持ちは少なくとも1日から2日は持っているので毎晩充電すれば特に問題ないと思う。Bluetoothを使うと減りが早くなる。私は基本有線で使うのであまり問題ではない。（追記:最近ワイヤレスイヤホンで聴くようになった。かなり長いこと聴くときもあるが、電池は1日は持っている。）（追記:最近エージングのおかげか、音量を沢山上げて聴けるようになったため音量を高く設定することが増えたのだが、その分電池の減りが早くなった。爆音の70〜90くらいで聴くとあっという間にメモリが一つ減ってしまうので、1日は持たないかもしれない。高くても65あたりなら持つかもしれない。十分音楽は聴こえるので、上げ過ぎなければ問題は無い。電車内では50あたり以上にすると若干音漏れする。いたわり充電の設定をしていることも減りが早い原因かと思われる。）・音量が常に（Bluetooth接続時除く）上部に表示されている。・昔は写真や動画を入れることができ、壁紙設定なども出来たがそれが無い。今は慣れてしまったので大きな欠点にはなっていないが、残念に思う人もいるかもしれない。悪い点・ワイヤレスイヤホン、ワイヤレススピーカー、有線スピーカーで、イコライザ等は機能しない。SONY製のワイヤレスイヤホンなら出来るかは分からない。・フィルムなしでの操作には問題なかったが、純正のフィルムは反応が悪く誤操作しやすいかも？自分が使用しているスマホのフィルムと比べるとあまり滑らかではない。プレイリスト名をタッチパネル無しには記入できないのなら仕方ない。・曲の削除やプレイリストへの追加などは操作完了にやや時間がかかる。複数選択出来ない。一つのアーティストの曲または一つのアルバムを一括削除はアーティスト検索からは不可。フォルダ検索からは可能。ブックマークまたはプレイリスト追加は個別で複数選択は不可だが、一つのアーティストまたは一つのアルバム一括の追加がアーティスト検索からは可能。フォルダ検索からは一曲ずつ追加可能。・まだ未確認だが、SDカードは抜き差しでプレイリスト内から曲が消えるらしく、あまりSDカードでの管理は考えていないが、使うときは慎重に使おうと思う。・SDカードと本体の曲を一緒にプレイリストに追加できない。・あと何時間録音可能か、本体メモリーの方には表示されるが、SDカードの方には表示されない。→追記:改めて確認したら表示されていたため撤回。・再生画面から、他のアルバムの曲を聴こうとすると、一度ホーム画面に戻って探す必要があり面倒くさい。アーティストから選曲したときは戻れる。フォルダから選曲したときに起きやすい。再生してすぐ戻ることは出来るが、しばらく再生した後だとホーム画面に戻ってしまう。・NW-S764のときのように、アルバム検索でジャケット写真(サムネイル)が縦横に並ぶ表示にしてほしかった。・フォルダやプレイリストにサムネイルがない。アーティスト一覧とブックマークにはサムネイルが表示される。(追記:サムネイルがほしい場合、既に作ってあるプレイリストをブックマークに追加をすれば、リストを作り直さなくてよいのでそうしている。)・ブックマークに登録済みの表示が無い。プレイリストも。・アルバムの曲一覧を見た時に再生されている曲の印がないときがある。・「次に再生」の機能がない。・ブックマークリストとプレイリストの機能が被っている。ブックマークの良い点はSDカードの曲と本体の曲両方を一緒に追加出来ること。悪い点は10個のリストまでなのと、リスト名を変えられないこと。プレイリストはその逆。プレイリストにもSDカードと本体の曲両方追加出来ればブックマーク機能はいらない。（それよりも次に再生のリストが欲しい。）またA100シリーズの方ではブックマークのみとなるらしく、A50シリーズにして良かったと思った。・語学学習ではホーム画面？の表示項目並び替えが不可。・語学学習ではフォルダの表示が無く探しづらい。・時刻設定をするのに時刻表示がない。・明るさ調節は100段階あるが、一番暗くしても明るい。暗いところでは目に負担になる。また電車などで画面を覗き見されるのが好きではなく、他人の目に入りやすい明るさなのでマイナスポイント。・NW-S764ではカラオケ機能があり、ボーカルの声を抑えたり、キー調整が出来たがこちらのウォークマンはできない。よくキーを下げたり上げたりすると違うアーティストの声に聴こえると遊んだものだが無くなってしまい残念。・本体を守るためのカバーが純正だと本体の見た目を楽しめない。本体にぴったり合い操作もしやすい純正の透明ソフトシリコンケースが欲しい。タイトルの通り改善を願う点は沢山あるものの音楽に浸れている自分がいるので、慣れてくると全体的には悪くないと思う。